poco a poco

私の勤務する学校は医療系の養成施設なんですが、卒業しただけでは「ただの人」になってしまいます。
国家試験を受験し、合格しなければいけないわけで学校生活の集大成が国試なんですね。

その医療系資格に最近怪しい民間資格（検定）？？が出来きているのを知り驚愕しております。
その怪しい（失礼か？）「検定」なるもの、ネットでいくら
検索しても、ある専門学校にしか行き当たらないのよね～。

これって、その専門学校が独自に検定を決めてるってことかしら？？本校の先生方に聞いても誰も知らず、ビックリしてましたし、「何のために？」と疑問を持ってました（笑）

要するに、
その検定を設けてる職業って、検定の級が無くたって、
「ぶっちゃけ誰でもなれる」んですよ。
時給制が多いし男性が本職として一生涯勤めるにはプライド的にどうだろう（※あくまでも私の認識です！）

最近の医療業界は厳しいですし。
診療報酬もだいぶ代わり医療従事者も危機感を抱いてる時代に、その検定を取ったからって、就職に有利だとは考えにくいのよね。

本当に医療業界に進みたい方は、夢だけじゃなくきちんと下調べし、たくさんの情報を得ることが、大切ですよ～。
学校によって「こんなはずではなかった！！！」にならないためにもね！
（けっこう入学してから「進路変更」する学生もいるので・・授業料は戻ってこないですし高いですよ）
まぁ、高校卒業してすぐなら進路変更してもダメージは少ないのですが・・・やはり年齢が上がれば上がるほど、進路変更したくても踏ん切りがつかないのか、時間がかかりダメージが大きい事が多いですのでね。

県内ならできるだけ、学校見学やオープンキャンパスに足をはこんで、在校生から話を聞くことをお勧めします！
また、そこで働く職員に質問したりするのも良いかも。入学したら嫌でも関わってくるし（笑）
図書室で勉強してる学生から話を聞くのも良いかもね日頃の学習状況がわかりますよ。（司書の方にもたくさん話しかけると思わぬ情報が聞けたりするかも！！）


ちなみに、最近卒業生と奇妙な検定の話しをしてたら「運動療法士資格」（「運動訓練士資格」だっけか？）の方がまだ使えそうだと言ってましたよ。（今のところ１人しかその資格を押してないので不安＆ぜひ！とは進められませんが）